続き…幻声

講談社文庫・玄侑宗久著・「阿修羅」

解離性同一障害を扱った内容なのだが、
以前から、左後ろから聴く「声」は
この本の中に書かれている「幻声」なのか???
ということも含めて、とても興味深く読んでいる途中。


「解離する人格」はないが、もし、様々な場面で
抑え込んだ(あるいは、抑え込まれた)精神(こころ)が、
時間・空間の中を漂いはじめたら、もしくは、まきこみ(まきこまれ)はじめたら
どうなるのか…と思いながら読める本だ。



(前の記事にある)その三人が、「墜ちていく」のをみているように、
声を発する主は、こちらの何を見ているのだろうとおもう。

背後からのはっきりと聞こえる声。
それが、ここに書かれている「幻声」ならば、もうひとり(あるいは何人か)の誰かが
存在するのかも(あくまで「かも」)しれないと思うと、う~ん……なんとも言えない気分。

そして、思わず知らずその声に引きずられてしまう自分がいるのも確かなこと。
そこはもう、認めている。
ただ、その声はいつもの見方ではない指針ともいえるヒントをくれるから助かってはいるのだが……。




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では、
皆様にとって、来る年が良き年になりますように。
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# by hitomi8114-i | 2013-12-29 16:16 | 散文

「地獄の門」

上野の国立西洋美術館の敷地内にある、「地獄の門」


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そばに立つと、見上げてしまう、大きい門。
一つ一つを仔細に眺めていると、
時間の経つのがあっという間。
逆に時間が無いときは、近寄ってはいけない。
見応えがありすぎて、見過ごせなくなるから。


館内に入って絵画を鑑賞するのは観覧料が必要だが、お庭にある像はいくら鑑賞しても無料(^^
庭園内にある 「考える人」はこの「地獄の門」の群像の中(やや上部に)ある一つだ。


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門の上の考える人は、墜ち行く人々をじっと見つめているようにみえる。


「神曲」は地獄篇 、煉獄篇 、天国篇の三部から成っているが、

「地獄の門」の上部につけられた3体の男性像も、“三つの影”と呼ばれ、
「アダム」という一人の男性像を、3人作って並べたもの。

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オーギュスト・ロダンがこの門を考えていた時代も、今も、
現実には、一つの場所・時間にしか存在できない。
同一人物が、同時にいくつもの場所・時間に存在し(同じ人が3人も手をあわ
せ)ているこの「地獄の門」の世界は、重層するいくつもの空間・時間を
超越したものを表現しているのだろう。


続く)
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# by hitomi8114-i | 2013-12-13 19:24

緩む

熟れて落ちた柿がひしゃげ、箒で掻き取るようにして塵取に入れる
そこに 色とりどりの落ち葉を掃き集め 袋に入れて戻ってきたら、、、
27号の影響か?強い風で落ちた葉が もう舞っていた

急に冷え 途中で掃除を止めてしまった……今朝。
太陽が昇り切らない前の わずかの閒なのに
身体がまだ本調子ではないのか?


身内が亡くなり この夏はほとんど田舎で過ごし
葬儀のすぐ後に事故に遭い 診断書を持って 初めて警察署に行った。
ルーティンワークのみでいたのに 最初の頃はきつかった。

台風襲来に備え、やることは山ほどあって、18号から結局動き回っている。
そうしたことが良かったのか、、、?
はかばかしくなかった肩と首と意識が ようやく普段の感覚に戻り
目が覚めたようにクリアになりつつある

明日(いや、もう今日か?)の朝は吹き荒れる風と雨で 落ち葉は路面に張り付いているだろう
1日くらい掃かなくても、、、いいよね

張った気がここに来て少し緩む
緩んで気づく。
気も肩にも 力を入れていたんだな。と



   
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# by hitomi8114-i | 2013-10-25 01:09 | 日常

齟齬

「齟齬」とは(類語辞典によると)
食い違い ・ 行き違い ・ 間違い ・ ずれ ・ 不備 ・ 不手際
「 齟齬を生じる」
「 狂いを生じる」
「 (全体が)変になる」
「 おかしくなる」
「 手違いが生じる」
「 見込み違いが生じる」
「 歯車が狂う」

などと使われるが、、、


言葉をつくして話しても、通じないと、実際萎えてしまう。
世代間の問題なのか、物事への感じ方が違うのかは解らないが、
結果、感情に任せた言葉や、いじけた態度が「齟齬」に輪をかけて襲いかかる……。

悪者になって(自分は『悪くない』と思っている心の中が分かりすぎるくらい透けて見えるのだが)
その場を終わらせてしまいたい。と放たれた問題に関係の無い言葉が、突き刺さる。
もっとも、そのくらいでは「痛み」は感じないが(苦笑)、苦みが浅く広がって、雫となって下へ溜まるのだ。

下に溜まった諸々が溢れないように。対処を怠らないように(過去、溜まりすぎて
溢れかえった結果が、あまり良いものではなかったので、注意!注意!)しなければならない
のだが、それにさらに余計な手間と時間がかかるので、我ながら始末が悪い。

その「相手」が、一般にいわれる『弱き者』ならば、それ以上言うことは、やはり憚られ、
齟齬が生じた原因に互いに向き合い、では今後はどうしたらいいかという将来に向かっての
建設的な意見を出し合い、妥協点や落ち着き所を見出すまで落ち着いて話し合う……
ということを試みようとすると、、、これが途方もない徒労に終わるのだ。


しばらく立ち直れなかったが、ようやく息をつく。
書けるということは、そういうことなのかもしれない。

これも一種の修行だと今は思って、、、。
しゅぎょう……シュギョウ……と口のなかでつぶやいている。
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# by hitomi8114-i | 2013-07-15 14:11 | 日常

え、もう7月!?

正直、あせった。

もう7月だなんて

家族の衣替えと、羽毛布団を干して夏掛けには変えたけれど

自分の衣替え、、、まだ、、、、。

去年はチャドクガでメタメタ
その前は身内の骨と癌の手術で
その前は病気が見つかり手さぐり状態&気持ちがダメで


で、今年は介護ってか。。。。


はぁ、、、なんともはや。



時間をうまく掴まなくっちゃ!!
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# by hitomi8114-i | 2013-07-02 06:30 | 日常

ぎり日

               

ぼーーーーーとしたかった。








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ひる前から、、、、、、、、、、、、、、、
ゆうくれ近くまで、、、、、、、、、、、、

存在感を消し去ろうとした日






これでまた しばらくは がんばれそう。
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# by hitomi8114-i | 2013-06-02 12:00 |

花うつろい

髪を切った
五月の連休前に
こいのぼりが目に飛び込んで来た日



肌寒く コートの前をきっちりと合わせていた
木々の芽は バスや電車の窓から過ぎ去り
乱桜は道を彩り  雨に濡れたさつきが傘の隙間から見えた

わずか四ヶ月なのに このひと季節が 夏も秋も冬も超え
翌年の五月が巡ってきたように思える。


c0159048_7195258.jpgもうすぐバラの季節


香りで 過ぎた時を包んでしまいたい。
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# by hitomi8114-i | 2013-05-04 06:14 |

現実

思わず目をつぶり
素知らぬ顔をして 歩き出してしまいたい

その場から居なくなりたい
他人事の さらにその向こう側に行き 透明になれたら、、、

赤裸の白兎は あちらか こちらか
立ち位置と見方と角度は様々で
だれも なにをも 否定も肯定も非難もしたくないし できない

なら 、、、、ば

黙って現実に対処するしかない
今の自分ができるかぎりを 総動員で
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# by hitomi8114-i | 2013-03-17 07:13 | その他

春と修羅…Ⅱ

テレビドラマ、ビブリア古書堂 の中で、
宮沢賢治「春と修羅」が取り上げられ
初版本と宮沢賢治の手入れ本のことや
本を奪う“軍曹”のことが語られる。

改めて本を手に取り、読んで、、、浸ってしまう。


春と修羅


初版本でなくとも 味わい深い。

沁み入るなかで浸れることを

嬉しく思う、、、今。
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# by hitomi8114-i | 2013-02-05 06:18 | 小説・詩・読み物

2013年あけましておめでとうございます

感覚や感性というものは人それぞれ。

あたりまえのことながら、、、話していることの中身は勿論,
そのニュアンスをくみ取れる相手と、できない相手と。

出来ない人であっても、他の人とでは感応しあえ、言葉の外側の匂いを感じ取る相手が、
見つかるかもしれず。



新年からそんなことを感じた。

2013年、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますように。
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# by hitomi8114-i | 2013-01-01 06:49

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